環境省は、2050年カーボンニュートラル(ネットゼロ)実現に向けた吸収源対策の一つとして、海洋生態系を活用した二酸化炭素の吸収・固定(ブルーカーボン)の取組みを推進しています。
このたび、令和6年度の関連事業の一つとして実施する「地域におけるブルーカーボンに関する重点調査」の対象地域として、全国3地域のひとつに青森県風間浦村が選定されました。
風間浦村の沿岸は、多種多様な海藻類が豊富な生産性の高い地域であり、二酸化炭素の固定能力に関するポテンシャルが高いとされています。
令和6年11月より、漁業関係者、民間、行政が連携・協力しながら、藻場のモニタリング及び利用方法に関する調査などを開始することとなりましたのでお知らせいたします。
今後は、風間浦村の藻場を持続的に管理し、温室効果の重要な吸収源として、また地域振興を進めるための海の恵みとして、海藻類を大切に利用していきたいと考えています。
風間浦村産業建設課 産業振興グループ
℡:0175-35-2111